このたび、関東支店に在籍する　外国人技能者が、在留資格「特定技能2号」への変更許可を取得いたしました。
特定技能2号の取得は、当社として初めての事例となります。

特定技能2号へ移行するためには、
・一定期間以上の現場実務経験を積むこと
・とび職としての高度な技能を証明する技能検定または評価試験に合格すること
・日本語による作業指示の理解、報告・連絡・相談が適切に行えること
・安全管理や工程管理に対する高い意識を持ち、模範となる行動ができること
など、複数の厳しい要件を満たす必要があります。

当該社員は、とび職として数多くの現場を経験し、日々の作業に真摯に向き合ってきました。
足場の組立・解体、高所作業における安全確認、チームワークが求められる現場環境の中で、技術力だけでなく責任感や判断力を着実に身につけてきました。

また、特定技能2号取得に向けた試験準備においては、業務後や休日を活用し、分からない点を教え合い、互いに刺激を受けながら努力を重ねたことが、今回の成果につながったと思います。
業務と両立しながらの試験対策や専門知識の習得は決して容易ではありませんでしたが、継続的な努力と強い意志によって、今回の特定技能2号取得を実現いたしました。

今後も、とび職としての技術力向上と安全第一の施工を徹底し、国籍を問わず、意欲ある人材が長期的に活躍できる職場環境づくりを進めてまいります。
今回の特定技能2号取得は、人材育成における大きな一歩であり、今後のさらなる技術継承と組織力強化につながるものと考えております。