2025年02月28日
今注目を集めているのが「VR技術の活用」です。
厚生労働省から出されている第14次(2023年度~2027年度)労働災害防止計画において、業種別の労働災害防止対策の推進が提言されました。対策では、危険性の高い、作業手順の理解や危険への感受性を高めるためVRの活用について国等が要件を検討していくとしています。
従来の安全教育は座学で学ぶのが一般的でした。
ただ座学を通して頭で理解しても、体感として身につかず、実際の労働現場に戻ると忘れてしまいます。知識として理解しても中々労働現場で行動に移すことができず、学習効果が低いという課題がありました。
そこで、労働災害を疑似体験できるVRが注目されています。
VRを通して労働災害を「自分ごととして」体験することで、労働現場に潜む危険に対して注意を向けるようになり、労働災害の抑制ができます。
この度、OHTANIは、VRを活用した安全体感教育を高知県・徳島県で行いました。
コンテンツは、危険発見テスト(初級・中級・上級)、災害体験、次世代足場組立トレーニングなどです。
当社従業員ならびに協力会社の皆様の体験を通して安全意識の向上、スキルアップにお役に立てれば幸いです。