2021年09月01日
第59回 技能五輪全国大会に大谷総業として初めてエントリーを致しました。
競技職種はとび(とび作業)、愛媛県初の試み・出場です。
技能五輪全国大会とは42職種の様々な職業に就く原則23歳以下の技能者が競いあう唯一の全国レベルの技能競技大会です。
とび(とび作業)競技内容
競技課題の内容は単管パイプやクランプなどを使って、高床式の合掌小屋組を組み立てします。
作業順序は柱の配置を決め、床はり、床けたに足場板を敷き、昇降階段を取付け、小屋組を組立てます。その後の解体、片付けまでが競技に含まれます。
いかに安全に、正確に、素早く作業するか、また材料や工具などの整理・整頓も作業の安全性に関わる重要な点として課題の評価ポイントになってきます。
エントリーするには技能検定とび(とび作業)の2級を取得、又は同等の能力を持っている者でないと出願できません。
日頃から高層建築物の足場組立作業を行い、そこで知識と知恵と技術を身に付ける必要があり、経験値となります。
技能五輪全国大会に出願する志を持っている若者が居ない中、弊社には向上心のある若手が在籍しており、本人の高い志の流れで一致決定いたしました。
出場者が居る事に、会社全体、関係者全体の価値があり、大谷総業の新たな歴史の一歩が刻まれる事となります。
あらゆる状況に対応し、責任を持って施工をするとびの仕事は、現場の要として求められ続けることでもあります。
引き続き若手育成に力を入れ「日本トップクラスの鳶会社構築」団結し「勇往邁進に率先垂範」を目指します。